愛欲部屋(1)-4-
  25~32 2017.11.27~2017.12.6

 

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結衣が仰向いて寝かされているマットの厚さは10㎝です。柔らかくてふかふかだれど、弾力があります。裸の膝を翔太の肩に乗せられ、上半身をかさねられて抱かれる結衣。チンポを挿入されてぶすぶすされる結衣の呻き声がSM部屋にこもります。
「ひやぁああ、ひやぁああ、ひやぁああん」
頭の上方へ、腕を引き上げているのは明夫です。結衣が暴れないようにと押さえつけているのです。おっぱいを丸出しにされている結衣。オメコには勃起チンポが挿し込まれ、おっぱいを弄られる結衣。
「おお、おお、よう締まるぜ、結衣のおめこ、よう締まるんだよなぁ」
「ひやぁああ、ひやぁああ、あああん、ひやぁああん」
全裸にされ、マットの上で輪姦されていく結衣を、4Kカメラで撮っている幹夫です。
「いいじゃん、いいじゃん、めっちゃ可愛い、可愛いわれらのアイドル、結衣だよぉ」
「ああん、いやぁああん、ひぃいい、ひぃいい、ひぃいいっ」
翔太の肩に膝をひろげて乗せられて、太ももをひろげて折り曲げられて、ぶすぶす、ぶすぶす、勃起チンポで擦られる結衣の膣です。結衣は、女の子、受け身のからだで、男からの刺激をいっぱい受けて、われをわすれて、ヒイヒイです。
「うう、おお、でそうだよ、おおっ、すきん、すきん、すきんをつけて」
翔太が、結衣からからだをはずし、スキンをつけるあいだ、明夫が結衣の頭のほうから膝裏に腕をいれ、ひろげさせたままにさせます。すかさず幹夫が4Kカメラで、結衣の股間を撮ってからなめるようにして顔までを撮ります。
「はぁああ、いやぁああ、いや、いや、やめて、やめて」
「ふふふん、やめられるかよぉ、たっぷり、楽しませてもらうぜ」
スキンをつけ終わった翔太が、ふたたび結衣に挑みます。結衣にかぶさり、ぶっすり、勃起チンポをオメコに挿し込み、ぶすっ、ぶすぶす、ぶすっ、ぶすぶす、ピストン運動です。
「ひぃいい、ひぃいい、ひぃいいいいっ」
「ううううっ、おお、おお、いいねぇ、いいよぉ、おおおおっ」
「ひやぁああん、ひやぁああん、ひい、ひいっ」
翔太が射精していきます。結衣は、ひいひい、お声をあげて、もがき呻きます。きっちり裸体を押さえつけられているから、暴れられない結衣です。翔太が射精を終えると、次に控えたのはカメラマンの幹夫です。手にしたカメラを床に置き、褌をはずして、チンポを丸出しにさせます。結衣の体位は、バックスタイルです。

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マットのうえで、四つん這いにされる結衣。男が三人、結衣を支えます。先に射精した翔太が、真衣の頭の方に座ります。あぐら座りして、結衣の顔を、チンポのうえに伏せさせます。幹夫は後ろから、立膝で、結衣の腰に腕をまわしてお尻の持ち上げさせ、太ももを八の字にひろげさせます。
「ううっ、うううう、ふううううっ」
「ふふん、いいな、結衣、バックから、入れてやっから、いいな」
「うぐ、うぐ、うぐうぐ、ううううっ」
「ほうら、なめろ、チンポ、くちに入れろ、ほうら」
カメラマンの幹夫が行為中なので、明夫がカメラマンします。翔太が、結衣の頭のほうにいて、上半身を支えます。結衣にフェラさせながら、乳房をまさぐる翔太です。
「おおっ、おおっ、結衣のおめこ、よう締まるよ、おおおっ」
幹夫が、四つん這いの結衣を、バックから、チンポを挿入です。秘宝愛欲部屋のSMルーム、暑さ10㎝のマットの上です。
「うう、ぐうう、あああん、いやぁああ、うぐうぐ、ううっ」
「ほうら、結衣、咥えろ、チンポ、歯を立てるなよ、おおっ」
「うぐうぐ、ふうう、うぐうぐぅ」
「いい、おっぱいしてるねぇ、柔らかい、もみもみ、いいねぇ」
「ぐううう、うううう、ぐぐぐうう」
「よう締まるオメコ、顔が可愛いから、最高だね、結衣、最高だよ」
ぶすぶす、幹夫は、結衣の背中から腰に腕をまわしてお尻を持ちあげ、太ももを八の字にひろげさせます。四つん這いの結衣が、崩れないように、お尻を持ちあげるのです。前へ押しても、翔太がいるから、結衣、頭と顔と肩と胸を、支えられ崩れることがないのです。
「明夫、括ってしまえ、結衣の手を、括ってしまえ」
翔太が、結衣の顔を胸に抱き、双方の手をもちあげ、明夫に括らせます。カメラを床に置く明夫。手にした晒の帯紐で、結衣の手首を十字に括ってしまいます。バックから、チンポを挿入されている結衣。合わせた手首を持ちあげられ、天井から降りているウインチの鉄フックに留められたのです。
「ああああ、ああん、いやぁあああ、ああん」
手をもちあげ、顔を翔太の胸にあて、後ろから、ぶすぶす、勃起チンポで膣のなかをこねられる結衣です。

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手首を括られ、持ち上げられて、頭上のフックに留められてしまった結衣。秘宝愛欲部屋のSMルームのマットに四つん這いになっている全裸の結衣です。お尻を持ちあげられ、太ももをひろげられている結衣。後ろから幹夫が立膝で、腰からまわした腕でお尻をもちあげ、勃起のチンポをぶすぶすとオメコに挿し込んでいます。結衣の前には翔太が足を伸ばして座った格好で陣取り、結衣の上半身を受けとめています。
「ああああ、いやぁあああ、いやぁあああん、うぐうぐ、ううっ」
明夫に手首をもちあげられ、顔を翔太の腰に当てられ、結衣の口には勃起のチンポを咥えさせられます。
「おおおっ、結衣、いいぞ、いいぞ、おおっ」
「うぐ、うぐ、ううっ、うう、ううっ」
翔太のチンポを口の中へ入れられ、くぐもった呻き声を洩らす結衣。後ろからは幹夫が容赦なく、勃起チンポを膣に挿し込んでいるのです。
「ほうら、結衣、もっと、もっと、呻いて、よろこべ、ほうら、ほうら」
「うぐ、うぐ、うう、うう、うぐううっ」
「いいねぇ、いいよぉ、結衣、とってもヌレヌレ、よく締まるよねぇ」
「うぐうう、うぐううう、うう、うう、ううっ」
手を持ちあげられ、顔を正面に向かされ、片方の膝を立てた翔太のチンポを咥えさせられています。サンドイッチ状態にされた結衣。後ろから幹夫がチンポで膣のなかをこねまわします。前から翔太がチンポを咥えさせます。
「おおおおっ、出そうだよ、おれ、出そうだよぉ、おおっ」
バックから攻めている幹夫が、射精の兆しを感じて、勃起のチンポを引き抜き、素早くスキンをかぶせ、ふたたびぶすぶす、チンポを結衣のオメコに挿し込みます。
「ううっ、うぐ、うぐ、うううううっ」
翔太の勃起チンポを咥内に挿し込まされたまま、幹夫の射精を受けます。
「おおおおっ、うう、ううっ、おおおおっ」
「うぐ、うぐ、うぐううっ」
ぴくん、ぴくん、幹夫の勃起チンポが結衣のオメコのなかで痙攣です。結衣、口に咥えさせられた翔太のチンポで、からだが疼きます。手を持ちあげられ、口にチンポを詰められて、ぽろぽろ、涙を流しだす純情可憐な結衣。
「おお、おお、おおおおっ、結衣、ほうら、立て、立ってみろ」
幹夫の射精が終わって、残るのは明夫です。手首を晒の太紐で括られた結衣が、手を頭の上にして立たされます。もうぐったりの結衣。全裸のままで立たされ、手を持ちあげられた格好を、男たちが眺めます。
「いいからだ、してるよなぁ、結衣、顔に似合わず、ぽっちゃりだしよぉ」
「ああん、いやぁああん、さわらないで、あああん」
マットの上で、全裸で立つ結衣のからだを、まだ射精が終わらない明夫が、触りだすのです。

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手を頭のうえに引き上げられた全裸の結衣。学校では純情可憐なアイドル女子の結衣。男たちは可憐な服装をみながら裸の結衣を想像しています。その結衣を裸にして、嬲りながら見てやるというのです。
「ああん、いやぁああん、ああん、さわったらぁ、いやぁああん」
「ふふん、おっぱい、結衣のおっぱい、ぷるん、ぷるん、いいじゃん、弾力あるじゃん」
「ああん、やめて、いや、いや、やめてください、ああん」
「なになに、もっと、さわって欲しいっていうんだな、触ってやるぜ、ほうら」
「ああん、そんなこと、言ってませんよぉ、ああん、やめて、やめて」
翔太が結衣の乳房を弄ります。幹夫が腰から陰毛を弄ります。まだ射精していない明夫は、うずうずしていて、まん丸いお尻を撫ぜながら、後ろから結衣の股間へ右手を入れて、柔らかい箇所を弄りだすのです。
「ああん、いやぁああん、いや、いや、ああっ、ううぅう、ううっ」
乳房を弄っていた翔太が、手拭猿轡をかましてやります。唇をひろげさせ、歯と歯の間に、紐状にした手拭をかませて後ろで括ります。
「ううう、うぐうぐ、ううううっ」
「大きな声を出すから、じゃまだろ、封印してやると、いっそう可愛い顔になる」
「足を引き上げて、股を開いて、弄りたいねぇ」
幹夫が、結衣の右の膝のうえ、太ももの真ん中を晒の紐で括りあげ、て頭の上のフックに引き上げていきます。結衣の右足が持ち上がります。太ももがマットと水平になるところまで引き上げられます。
「うう、うぐ、うぐ、ううううっ、ううっ」
「ふふふふ、いい格好だな、結衣、素敵だぜ、写真に撮ってやるから、なっ」
翔太と幹夫が、スマホを手にして、結衣の全裸で片足を吊りあげた姿を、写真に撮っていきます。
「明夫、やりたいんだろ、この格好で、やってやれ」
これから結衣と交わって、射精寸前まではナマ、射精はスキンをつけてやるのです。そのナマのチンポを結衣のオメコにぶすぶすするところを、翔太が4Kビデオで、幹夫が写真で、撮っていくというのです。
「いいねぇ、うしろから、抱いてやって、チンポ、入れてやるよ、結衣」
結衣が全裸なら、明夫も全裸になって、絡んでやる、というのです。秘宝愛欲部屋のSMルームです。手拭猿轡で全裸にされた純情可憐な結衣が、手首を頭上にあげ、右足を引き上げられた姿です。その結衣を、後ろから明夫が手を乳房に置いて抱きます。腰を落として、勃起チンポを結衣の股へ挿し込むんです。陰茎を結衣の陰唇に当てて前後に擦ります。亀頭が結衣の陰毛したに突出します。
「柔らかいんだ、結衣、柔らかいんだねぇ」
明夫は、亀頭を膣に挿し込むまえのセレモニーで、陰茎擦りをしてやるのです。翔太がしゃがみこみ、下方から結衣の開脚姿を眺めて撮っていくのです。

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左片足だけがマットに着かされ、右足は膝上太ももに紐を巻かれて持ち上げられている結衣。下から見れば股間が丸見えです。括られた手首は頭の上のフックに留められていて、立ったままです。
「ふふふふふふ、いれてやるぜ、おれの、チンポ」
後ろから結衣を抱く明夫が、チンポを、下方から腰をもちあげ、勃起させたチンポを、結衣の膣に挿し込むのです。
「ううっ、ううううっ、ううううっ」
紐になった手拭が歯と歯の間を割っていて、口を封じられている結衣です。声がくぐもってしまって声にならないのです。屈辱がよみがえってきます。身動き取れない格好で、男を受け入れさせられる屈辱に、二十歳になったばかりの結衣、呻き、咽び、涙を流します。
「おおおっ、気持ちいいよ、結衣のオメコ、じゅるじゅるだけど、締めつけてくるぜ」
明夫は結衣の後ろに立っています。後ろから結衣を抱きます。脇腹に腕を当て、前にまわした手の平を、乳房にかぶせて揉みほぐしです。腰を落として、勃起チンポ上向け、結衣の膣に、挿入しているところです。
「おおおお、いいねぇ、いい格好じゃん、結衣の格好、最高だぜ」
「たっぷり、ビデオに撮って、写真に撮って、DVDにしてやるぜ」
「ううっ、うぐ、うぐ、ううううっ」
学校では男子学生のアイドル、純情可憐な結衣が、疼いて、呻いて、くぐもった声を出しているのです。女のからだが強調されて、明夫が射精にいたるまで、片足吊の格好が続けられるのです。
「ああああ、いいねぇ、おおおお、いいよぉ、おおっ、おおっ」
「うう遊、ぐうぐ、ううううっ、うぐうぐ、うううっ」
明夫の筋肉が締まります。結衣のからだが締まります。ぷっくらおっぱい、まん丸いお尻、小さめな顔立ちにしては女の姿態が艶々です。水分も多くて、結衣、もぎりたての檸檬のように、ぎゅっと絞れば、お汁が滴り落ちそうです。
「うう、うう、ううっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、明夫のチンポのピストン速度が速まります。そこそこ速めて、一気に抜いてしまう明夫。射精の兆しがやってきて、我慢の限界、スキンをつけて、一気に射精に至ってしまいます。
「おおおおお、いいよ、いいよ、おおおおっ」
「うぐ、うぐ、うぐううううっ」
ぴしゅん、ぴしゅん、ぴくん、ぴくん、後ろから結衣を抱く明夫が、腰を落として挿し込んだまま、結衣と密着のまま、痙攣させてしまいます。おわり、輪姦のおわり、結衣はもう声も出せないくらいのへたりです。裸体をマットのうえに横たえられ、猿轡がはずされ、毛布をかぶせてもらえた結衣。顔を伏せたまま、しくしくと泣きだしてしまったのでした。男たちの辱めは、まだまだ、続けられます。

-30-
<調教される結衣>
大原の山ぎわにある光琳館の別館は、洋館の二階建てです。一階が秘宝館、二階がスタジオ兼住居空間の愛欲部屋。八畳の部屋二間続きでスタジオとSMルームです。その奥にはバス、トイレ、キッチン、それに監禁ルーム、鉄格子の檻、二畳のスペースです。
「ここに、入ってろ、学校では、向井結衣は、海外旅行中だと、言いふらしておくから」
大学生の身なのにベンツに乗る大谷翔太。光琳館は、翔太の家が経営する料理屋ですが、別館の秘宝羞恥部屋は翔太のお爺様が、趣味で造らせたという館の二階です。
「わたし、どうなるの、せんぱいは、わたしを、どうするの」
三人の男子に輪姦され、うとうと眠ったあと、食事を与えられ、監禁ルームへ連れてこられた結衣が、高倉明夫に、泣きそうな声で訊いてきます。明夫が、結衣の世話をする係だというのです。
「どうするんかなぁ、ここに結衣を住まわせるとか、言ってたけど」
結衣が身につけているのは、小さな布のブラと前に陰毛隠れるだけの布がついた紐パンティだけです。手は自由、足も自由、でも、畳二枚分の檻の中で暮らすことになるというのです。
「ええっ、どゆうこと、わからない、わたし、意味がわからない」
「まあまあ、そのうち、わかるさ、おれが、結衣担当だから、好きになってくれよ」
明夫は、確かにイケメンです。結衣も、学校で、女子たちの間で、明夫がイケメン四回生、とのうわさを知っていました。顔見知りだったから怖さはありませんでしたが、男のやり方には、悲痛な気持ちになってしまった結衣でした。檻の前には畳一枚分のスペース。フローリングの三畳間というところでしょうか。ドアがあり、その横が窓になっていて、カーテンが開かれると山が見えます。
「おれ、ほんとういうと、結衣に惚れてたんだよ、だから、さあ、おれが世話するんだ」
「世話って、なんですか、わたし、ここ、何もない、トイレしたいとき、どうしたら」
「ああ、その時はブザーで知らせたら、おれがきて、させてやるよ」
「ええっ、どゆうことですか」
「おまるをもってきてやるから、そうだな、洗面器でもいいかもな、トイレ」
監禁ルームの檻の中、窓から光が入るから明るい部屋です。でも板張りで天井には鉄パイプ、檻の格子も鉄でできているみたい。結衣、大学二年生、その可愛さで、男子学生のアイドルにされていた向井結衣が、局所だけ隠したほぼ全裸なのです。
「セックスのテクニックを練習するんだよ、おれたちは三人だ、練習台、ふふっ」
「ええっ、そんな、こと、どうして」
「男が歓ぶ女になる、男のアイドル、結衣は可愛いから、人気出るぜ」
監禁ルームの檻の中に入れられた結衣。明夫がドアを開けて出て行ったあと、へなへなと床暖が効いた木の床に崩れ落ちてしまったのです。

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どれほどの時間が経ったのか、ふっと気がつくと、結衣の前に足が見えます。見上げると洋服を着た明夫が、コップと二リッター瓶をのせたお盆を持って立っているのです。
「目が覚めたかい、喉が渇いただろ、美味しいジュースを持ってきたよ」
そういえば喉が渇いてカラカラです。お腹が空いた感覚よりも喉の渇きです。
「さあ、座れよ、たっぷり飲ませてあげるから、さ」
「はぁあ、ありがとうございます、あっ、甘い、甘いです」
天井から裸電球が下がった畳二枚分の檻の中です。ほぼ全裸のからだ起こし、足を横に流して、コップをうけとり、ごくんごくんと飲み干す結衣です。一杯では足らなくて二杯目をいただく結衣。甘い味、ヌルっとしたまろやかさ、秘密の飲み物のような気がする結衣。
「たっぷり、飲んで、これが結衣の仕事前の食事だ、美味しかっただろ」
ごっくん、ごっくん、最後の方はもう喉の渇きもうせていたけれど、二リットルを飲み干してしまったのです。
「さあ、ここから、出してやるぞ、むこうの部屋で、仕事をするんだよ」
「ええっ、しごと、って、どんな仕事なの、わたし、このままで仕事するの?」
「まあまあ、可愛い結衣だ、おれたちを、たっぷり、楽しませてくれる、ってわけさ」
鉄の檻からだされ、ドアが開かれると、そこは先にです。結衣が輪姦された部屋です。
「ああっ、なに、なんです、わたし、どうなるの」
「まあまあ、ここへ、おいで、この棒をかつぐ、わかるだろ」
八畳のSMルームには翔太がいて、幹夫もいます。天井の方からロープが降りていて、結衣の目の高さに、握りきれない太さで長さが120㎝の棍棒が括られているのです。
「ほうら、手をひろげて、ほうら、こうして、結衣、モニターを見ろ、わかるだろ」
「ああん、いやぁあ、なに、ああ、なによぉ、ああん」
腕をひろげられ、肘を棍棒にくくられてしまう結衣。括られ、棍棒を背負う格好で、赤い兵児帯でタスキ掛けされてしまいます。
「こんなの、いや、いやです、ああん、どうして、いやぁああん」
乳首と陰毛を隠す布切れ、それを裸体に結ぶ紐、それだけを身につけた結衣が、腕をひろげられてしまって、立ち姿です。目の前の壁面に大きな60インチのテレビモニターに、十字になった自分の姿が映っているんです。
「ふふふふ、結衣、いいもの見せてやるよ、ふふふふっ」
テレビモニターの画面が切り替わり、映し出されたのは、結衣が輪姦されている動画です。大きな画面に結衣の裸体が映しだされ、男に姦淫されているところが顔までが映るアップで、声までがSMルームに響きます。
「いやぁああん、いやあん、やめて、ああん、とめて、ああん」
結衣はびっくり、それが自分だとわかって、頭がクラクラ、からだを動かそうとすると、立ったままのからだの腕が動くだけ。右腕を前へまわすと、左腕がうしろにまわる。座り込みたくても座れない。結衣は、目の前に映されている動画を見ないように目を閉じます。でも、声は、音声は、大きく響いて聞こえるのです。

-32-
八畳のSMルームの真ん中に、結衣が腕をひろげ、肘を棍棒に括られ、足裏が床に着く格好で立ったままです。壁面の60インチ4Kモニターに、はっきりと、男たちに輪姦されている自分の動画をみせられている結衣です。男たちが、立ったまま、裸の結衣を横に視ながら、鑑賞しているのです。
「いいじゃ、、結衣、この結衣が、映ってるんだぜ、そうだよな、結衣」
「ううっ、しりません、そんなこと、しりません」
結衣は無念でなりません。輪姦されている自分がいることは確かですが、その映像を見せられるなんて、屈辱というか羞恥というか、こころが崩れてしまいそうです。五分ほどで動画がおわり、モニターはSMルームの、結衣が陰毛と乳首が隠れただけの裸体で、腕を横にひろげて立たされて姿が、映しだされているんです。
「ブラと紐パン、取って、それから結衣の記念撮影、だよ、いいね」
ブラといっても乳輪と乳首を覆っているだけの布、紐パンティといっても陰毛が隠れるだけの布切れです。明夫が紐をほどいて、結衣のからだから取り除きます。結衣は、全裸です。
「おおおお、やっぱり、いいからだだぜ、色白だしよぉ、やわらかそうだしよぉ」
「ああん、いやぁああん、あっ、あっ」
「いいじゃん、結衣のからだ、撫ぜさせてもらって、舐めまわし、してやりたいね」
「そうだな、結衣の表面、味を感じる、いいねぇ」
翔太と明夫が会話している間に、幹夫が三脚にカメラをセットしています。結衣を正面からとらえる位置です。
「ぷっくら乳房、黒々陰毛、白い太もも、むっちりお尻、いいねぇ」
「なんて可愛いんだ、ライトが当たった結衣、こっち向けよ、素敵だよ」
「あああっ、だめ、ああ、ああっ」
カシャん、カシャん、シャッターの切れる音が、ルームに響きます。全身ポーズからアップまで、幹夫がうまく撮っていきます。結衣は、カメラと男の目線に晒され、究極の恥じらいを味わいます。まだ、慣れていない、初々しい、少女から大人への変わり目といった感じのアイドルです。
「ほんなら、おれ、乳首、吸わせてもらう」
「ほんなら、おれ、太ももからお尻」
「そうだな、おれはうしろから、背中を撫ぜてやるよ」
腕をひろげて立たせた全裸の結衣、男が三人、柔い肌を弄りながら、その肌の、結衣が感じる処へ、唇を這わしてやるというのです。
「ああん、いやぁああん、だめ、ああん、こそばい、こそばい、いいっ」
男の手が乳房を揉み、太ももを撫ぜあげ、お尻を撫ぜあげ、背中にキッスされていく結衣。身動き取れない裸体を、揺すり動かすエロっぽさに、翔太も明夫も幹夫まで、結衣を弄っているのです。





































































































































































































































































































































































































































































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