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愛の巣 小説表紙



小説:愛欲の部屋

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小説:愛欲の部屋-3-
 17~24 2019.2.12~2019.2.22


 

-17-
<奈美21歳の愛欲>
土曜日の夕方からは、小杉裕二のマンションへと赴く向井奈美です。京阪電車の枚方駅で降りて徒歩で五分のところにあるマンションの部屋はリビングと六畳と四畳半、それにキッチンバストイレ。銀行員の裕二が帰ってきてくれるのが夕方なのです。奈美が裕二と知り合って、セックスするようになって三か月、もう立春も過ぎたというのにまだ寒いです。フリーターの奈美は21歳、銀行員の裕二は変な癖があるけれど、思いっきり愛欲に溺れさせてもらえます。32歳の裕二が、週に一回は奈美と会わないと、性の欲求が解消しないからと求めてきます。奈美だって同じです。裕二のことを思うと、性欲が湧いてきちゃいます。
「ああん、だって、ご主人さまのこと、わたし、好きなんですもの」
「そうなんだ、おれも、奈美のこと、好きだよ、だから」
「うん、ああん、だめ、だめ、まだ、だめよぉ、ああん」
先にマンションに来た奈美は、裕二が帰ってくるのを待っていたところです。土曜日だから勤めている銀行から夕方には帰ってこれる裕二です。帰ってきて、まだスーツを着たままなのに、奈美を抱いてくるのです。
「ううっ、ふぅううっ、あん、ああん、だめっ」
柔らかい生地のワンピースを着ている奈美は、裕二に軽く抱かれたまま、キッスされ、ワンピのファスナーを降ろされ、肩を露出させられてしまうのです。
「ああっ、ううっ、ふぅうううっ」
生暖かい裕二の唇を感じる奈美。肩を裕二の素手で触れられ、ヒヤッと冷たさを感じます。裕二が着ているスーツを脱がしてあげるのは、奈美の役目です。おちんぽが現れるまで、少し時間をかけて、脱がしてあげます。ええ、もちろん、奈美が着ているワンピース、インナーのスリップやブラジャー、それにショーツだって裕二に脱がされてしまいます。裕二の息を、耳たぶに感じて、奈美は、ふんわり、撫ぜられていきます。
「さあ、奈美、可愛いな、ほら、ソファーに座れ」
リビングのソファーは二人掛け、ラブチェアーです。ドアの向こうは六畳と四畳半。奈美が歓喜する道具がある書斎とベッドルームです。
「はい、ああ、ご主人さま、はい」
少し上が乱れたワンピを着直し、ソファーの真ん中に座る奈美。ソックスを穿いた足首、それにまるい膝がワンピのヒラヒラ裾から露出です。膝を閉じている奈美です。上着を脱いだ裕二が、奈美の前に立ちます。奈美が、上唇を舌先で舐める仕草で、裕二が穿いているスラックスのベルトを外し、ジッパーを下ろし、足元へ落してしまいます。ブリーフを穿いた裕二の腰が、奈美の目の高さです。カッターシャツのボタンを外す裕二。ブリーフを穿いた腰を、奈美の顔に近づける裕二。奈美は、ため息のような音をかもして、呼吸をします。上目遣いに裕二を見上げ、腰に手をまわすのです。裕二への奉仕から始まる21歳奈美の愛欲です。

-18-
ソファーの真ん中に座った奈美が、目の前に立った裕二の腰に手をあてます。裕二が穿いたブリーフを降ろしてちんぽを剥き出すためです。裕二が腰を前へ、ぐぐぐっと突き出すので、奈美は腰に手を当てたまま、顔を、頬を、ブリーフにくっつけます。
「はぁあ、ご主人さまぁ、ああっ」
「奈美、脱がしておくれ、この口で、咥えておくれ」
裕二の上半身は、下着の白いシャツとボタンを外したカッターシャツを着たままです。奈美が、裕二が穿いているブリーフを。降ろしだします。陰毛があらわれ、ぷっくら膨らむちんぽを露出させます。にょきっと起ちあがる裕二のちんぽを、奈美が、右手に握ります。握って、裕二の顔を見上げる奈美。あたたかい棒を握った感触の奈美が、うっすら唇をあけて放心表情です。
「ああっ、ううっ、ふぅうううっ」
顔を降ろし、右手に握った陰茎の先っちょを、唇に当てる奈美。まだ柔らかい亀頭が唇にあたる感触が、奈美にはうれしさの感情です。
「おお、奈美、おお、おおっ」
裕二が、腰を前にせり出し、奈美の頭の後ろへ、手をまわします。奈美の口には、勃起はじめた太いちんぽが埋まります。
「ううっ、ふううっ、うう、うう、ううっ」
奈美が、顔を前へ後ろへ、太いちんぽを咥えた唇から、陰茎が抜けたり挿されたり、仁王立ちの裕二には、奈美の咥内で刺激されるちんぽからの感触に、ビンビン。一週間の禁欲が欲情を高ぶらせるのです。口の中に頬張った勃起したちんぽを抜いてしまう奈美。手を腰へ押し込み、亀頭からカリ首を剥き出してしまう奈美です。まだワンピを着たままの奈美です。露出させた勃起ちんぽを、舌でなめあげます。ぺろぺろ、ぶちゅぶちゅ、裕二の勃起ちんぽをヌレヌレにさせ、淫らな音を醸しださせて、しゃぶりつくしていきます。
「おお、おお、奈美ぃ、いい、いい、おおっ」
まだ始まったばかりの妖艶です。裕二の頭の中には、一発目は正常位で、二発目からは縛り上げて、それから道具を使って奈美をイカセル。真夜中まで、たっぷり、時間をかけて、何度もイカセてやる思いです。

-19-
奈美は薄く目を閉じて、美味しそうに勃起ちんぽの陰茎を裏からなめあげ、亀頭を唇に挟んで口のなかへ咥え込みます。仁王立ちの裕二は、奈美の頭を両手で挟み、腰をぐいぐい動かして、咥内を亀頭でこすってやります。
「うっううっ、うぐうう、うぐううっ」
勃起させた裕二は、奈美をしゃぶりたい気持ちに高揚してきます。勃起ちんぽを咥えている奈美の顔を引き離し、ソファーに座った奈美が着た、ワンピースを裾から手繰りあげ、頭から脱がしてしまいます。奈美のインナーは肩が紐の白いキャミソール、それに薄いピンクのブラとショーツです。裕二がしゃがみこみます。
「ああん、ご主人さまぁ、ああん」
ソファーの背凭れに、背中を凭れさせた奈美の膝を、ひろげさせる下半身裸の裕二。奈美はされるがままに、膝をぐぐっとひろげ、お尻を前へずらします。八畳洋間のリビングルームです。しゃがみこんだ裕二が、奈美の太腿内側を膝から腰の根元へと、手の平でさすりあげてやります。
「柔らかい、奈美、柔らかいねぇ、さあ、足をあげるんだよ」
「はぁああ、あし、あげる、はぁああ」
床に着いている足を、裕二に足首を持たれてもちあげます。足をひろげたままソファーに足裏をのせた奈美です。奈美はいったん膝を閉じさせられ、腰を持ち上げさせられ、お尻からショーツを抜かれ、脱がされてしまいます。
「こんどは、おれが、奈美を、かわいがってやるよ」
「はぁあん、ご主人さまぁ、あん、ああん」
膝から足首を、ひろげさせられる奈美。白いキャミソールに薄ピンクのブラを着けた奈美の上半身。ショーツを脱がされ、太腿から立てた膝をひろげたM姿の奈美の前に裕二が座り込んだのです。裕二の目は、奈美の黒い陰毛から縦割れの陰唇に当てられます。裕二の手が太腿の根元に当てられると、奈美が、恥ずかしそうに顔を横にして、唇を噛みます。
「奈美、ほら、ひらいて、みてやる、なめるのは、それからだ」
裕二は、もう、奈美の陰毛を見ただけで、うずうずしていて、むしゃぶりつきたい気持ちですが、その気持ちを抑えます。指で閉じた陰唇を横に剥いてやるのです。
「ああっ、あん、ああん」
ピンクの割れ目が現れて、裕二はドキッとします。
「おおっ、奈美、おおっ」
しっとり濡れたピンク色を見て、情欲が背筋に流れます。裕二は、丹念に陰唇をひろげ、クリトリスを剥きだし、膣口を露出させるところまで、開いてしまうのです。
「ああん、ご主人さま、ああん、みないで、みちゃ、恥ずかしいです」
「ふふふふ、奈美、かわいいね、クリちゃん、剝けたよ、かわいいねっ」
奈美は裕二に語られ、でも羞恥の気持ちをぐっと我慢して、裕二の指で弄られ、陶酔し、羞恥心を忘れていくのです。

-20-
二人掛けソファーの真ん中に足を開いてMの格好になった奈美。上半身はキャミソールとブラをつけているけれど、ショーツを脱いでいるから股は丸出しになっています。お尻を前にずらして、股が斜め上向く格好で、裕二の目の前です。
「ああん、あん、あん、ご主人さまぁ」
裕二が左右の手の平を陰唇の外側にぺたんと置いて、横にずらして、陰唇をひろげてしまったのです。
「ほうら、奈美、きれいなピンクだ、いいねぇ」
裕二は、奈美の股へ顔を近づけ、ささやくほどの小声だけど、奈美に聞こえるように、言ってやります。
「クリトリス、奈美、言ってごらんよ、クリトリス、ほうら、剝けたよ」
奈美は裕二の囁きに、恥ずかしい気持ちです。恥ずかしい処を、ひろげられて、見られながら、名称を言われると、女心がうろたえるのです。
「おしっこの出るわれめだ、かわいいな、奈美」
「いやぁあ、ああん、そんなこと、ああん、ご主人さまぁ」
「ここには、おれのちんぽが、はいる、そうだね、膣、濡れてるねぇ」
しっとり濡れているどころか、奈美はもう、トロっとした透明の蜜を、わき出させてきているのです。
「ほうら、奈美、刺激してあげようね、お、め、こ、膣のなか」
「ああん、ひやぁあん、はぁああん」
裕二が左右の手の平を、太腿のつけ根にぺたんと置いて、陰唇を、ひろげて、すぼめ、ひろげて、すぼめて、ひろげきってしまいます。
「ふふふん、奈美、なめてやるよ、じゅるじゅるしてやるから、なっ」
そこへ、顔をくっつけて、開いてひろげた陰唇の、あいだの谷の膣、前庭の尿道に、唇をくっつけてやるのです。
「ああっ、ああっ、ご主人さまぁ、ああっ」
じゅる、じゅるっ、膣前庭を啜りあげる音色がかもされ、奈美が可憐な声をあげだします。舌の先で、剝いた陰唇の先っちょ、クリトリスをなめてやります。
「あん、あん、感じますぅ、そこ、そこ、あん、ああん」
開脚でM姿の奈美がは、立てた膝をひろげきり、股をおもいっきり開いてしまいます。股にあたる裕二の頭を抱く格好で、股をなめてもらうのです。ぺちゃ、ぺちゃ、ぷちゅ、ぷちゅ、裕二が股の真ん中をなめる音色が静かなリビングにひろがります。
「ああん、あん、あん、ご主人さまぁ、ああん」
裕二の唇が膣口に当てられます。男の舌が、濡れた膣の中へ挿し込まれ、女の奈美は、鈍いちょろちょろ刺激を感じます。じわじわと、お腹の中へ、刺激が注がれてきて、奈美、自分でブラを外しておっぱいを、撫ぜだしてしまいます。まだ射精していない裕二のちんぽが、勃起状態です。じゅるじゅる、膣の入り口を舌でなめなめした後は、指を入れるのではなくて、勃起のちんぽを入れてしまうのです。

-21-
ソファーに座っている奈美を、カーペットに仰向いて寝かせます。まだキャミソールとブラジャーをつけたままの奈美ですが、腰から足先までは裸です。裕二もシャツを身につけていますが、腰から下は裸です。カーペットに仰向いた奈美の膝の内側から腕をいれ、太腿をひろげさせます。ソファーとテーブルの間は60㎝ほど、ひろげさせた奈美のふくらはぎを、ソファーとテーブルにおかせます。
「ほうら、奈美、入れて、やるよ、おれの、ちんぽだよ」
仰向いて、ひろげた奈美の太腿のあいだに、裕二が正座の格好で座ります。勃起させたちんぽの根元を指に挟んだ裕二が、亀頭で奈美の陰唇を割ってしまいます。膣前庭を亀頭の裏で上下に一回、二回とこすってから、先っちょを、膣へ、挿し込んでいきます。
「おおっ、ああっ、奈美、ううっ」
亀頭が挿し込まれ、陰茎の半分が挿し込まれて、奈美が甘ったれた声を洩らしてきます。
「ああっ、ああん、あっ、ああっ、ああん」
奈美の唇がひらき、顔がうわずった表情になってきます。
「おおっ、奈美、おおっ、おおっ」
ぐぐっと勃起ちんぽが、奈美の膣に埋まってしまいます。裕二の簿にちんぽのサイズは長さが15㎝弱、太さは4㎝弱、太くて長いんです。それの勃起時にはギンギンに硬い陰茎に、柔らか亀頭、カリ首のくびれは深いです。
「ううっ、ああっ、はぁああっ、はぁああん」
きっちりと、勃起ちんぽを膣に挿し込まれた奈美が、かすれた、甘える声を、洩らしてきます。裕二の心は、奈美が洩らす音色に、情欲を掻き立てられます。、
「あん、あん、ああん、ひぃいい、はぁああっ」
ぶすっ、ぶすぶすっ、裕二は奈美が着けているキャミソールをめくりあげ、ブラをめくりあげ、双方の乳房に手をかぶせ、腰を前へ後ろへと動かしながら、手では揉み揉みしてやります。
「ううっ、うううっ、ああ、ああっ」
フリーターの奈美は、一週間ぶりのセックスです。ぶすぶす、勃起ちんぽを挿し込まれ、疼きが疼きを呼び覚まし、アヘアへになっていきます。銀行員の裕二は、仕事を終えてマンションへ、戻ってきた早々に、奈美のおめこで、溜まった欲情を発散するこの日の一回目です。
「おおっ、おおっ、奈美ぃ、いい、いい、いいよぉぉっ」
「はぁああ、はぁああっ、ご主人さまぁ、ひぃいい、ひぃいいっ」
ぶすぶす、ぶすぶす、裕二は奈美の膝を肩に担ぎます。奈美の膝を奈美の胸へ折り曲げ、脇腹にひろげさせ、臀部を浮かせた格好で、ぶすぶすっ、挿しては抜いて、挿しては抜いて、擦ってやります。もうスキンをつけるところまで一気にイキます。避妊スキンをつけると、あとは最後まで、射精するところまで、一気です。
「おおおおっ、ううっ、出すっ、出すっ、ううっ、う、う、うっ」
奈美は膣奥で、裕二が勃起ちんぽを、痙攣させるから、その圧力で一気にアクメへ昇ります。
「はぁああ、ああああ、ああああ~~っ!」
おめこヌレヌレの奈美が、アクメに至って、いっきに、トロトロのお蜜を、放出させてしまったのです。

-22-
<男と女の愛欲部屋>
この日の最初のセックスは、奈美のフェラチオ、裕二のクンニリングス、それから正常位で膣に勃起ちんぽ挿入で、裕二は射精、奈美は軽いオーガズムを迎えて果てたところです。
「ううん、ごはん、しましょう、ご主人さま」
下半身裸のまま、むっくり起きあがった奈美が、まだ下半身剥き出したままの裕二に言います。奈美は、キャミソールとブラを着けたまま、腰までのキャミソールだからお尻が露出、陰毛が露出のままです。
「うん、ごはんにしよう、奈美」
立っていた奈美が腰を落とし、少し萎えた裕二のちんぽを握ります。精子を放出したあとのちんぽを、口に含んでしゃぶって、きれいに拭いてあげます、ご奉仕する可憐な女子、奈美です。
「さあ、テーブルへいこう、食べてから、ゆっくり、たっぷり、かわいがってやるよ」
「はい、ご主人さま、わたしを、たっぷりと、かわいがって、くださいませ」
奈美はフリーターの収入と、裕二の援助で毎日の生活をしているから、ご主人さま、と裕二のことをお呼びしているのです。食事は、駅前のコンビニとかスーパーで買うレトルト食品ですが、栄養価の高いものを買ってきて、食べるようにしています。胃に負担がなくて精力がつくもの、セックスやりたいだけやっても、疲れないもの、ラブジュースも備えてあります。
「奈美、立ってごらん、可愛いな、セミヌード」
「いやん、ご主人さま、あん、そんなに見ちゃ、恥ずかしい」
テレビでみるアイドル歌手と比べても、引けをとらない奈美、21歳です。セックス三昧できる相手だから、裕二には銀行での仕事のストレスを解消できます。奈美にとっても、裕二は独身でリッチなサラリーマンだから、安心です。それになによりも、セックス、ちょっと変な癖があるけれど、満足させてもらえています。
「ああん、あん、あん、はぁああん」
テーブルの椅子から立ち上がった奈美を、後ろから軽く羽交い絞めする裕二が、首筋に唇をつけてきたのです。チュチュっ、プチュプチュっ、小鳥のさえずりのような音がかもされて、裕二がキャミソールの裾から手を入れてきて、ホックをはずしたブラのなかへ手の平を入れてきて、おっぱいを触られた奈美。
「ねぇ、奈美、柔らかいんだ、おっぱい、いいねぇ」
後ろから抱きついて、剥きだしになったちんぽを、奈美のお尻に当てている裕二。奈美は、手を後ろにまわして、裕二の腰をまさぐります。半勃起のちんぽを後ろにした手で握ります。
「ああん、ご主人さま、ああっ」
「さあ、書斎へ、行こう、そこで、たっぷり」
「はい、そこで、たっぷり、ああ、ご主人さま」
後ろから抱かれたまま、奈美は六畳の書斎へ歩まされます。六畳の書斎と四畳半の寝室がつながっているプレイルームです。裕二の趣味で、それなりに男と女が交歓するよう仕組まれた部屋です。

-23-
六畳間の書斎に置かれている肘掛背凭れ椅子は、奈美が股をひろげて閉じられないようにされる椅子です。女子の検診台に似ています。肘掛から伸びたアームのさ皿に、膝をひろげてのせられてしまうのです。
「さあ、ここへ、のりなさい、のって、あしを、ひろげて、ここへ」
「はぁああ、ご主人さま、わたし、ああん、座ります、あし、ああん」
キャミソールとホックをはずしたブラを着けたままの奈美が、背凭れ椅子に座って、膝をひろげ、膝裏を皿にのせます。女のその格好だけで、裕二は、卑猥に思えて、普段には見られない女の性器を、はっきりと見てやれるのです。
「スポットライトで明るくして、たっぷり、観察してあげようね、奈美」
奈美は21歳、大人になたっとはいえ、まだ恥ずかしさに満ちた乙女です。ソコを使いだしたのは、裕二と知り合うようになってからだから、初々しい股の奥です。
「手は、肘掛に置いて、もう少し寝てもらって、これくらいだな」
背凭れが後ろへ倒れ、太腿から膝がひろげられて持ち上がった格好です。お尻が丸々はみ出て太腿の内側と裏側が丸見えです。
「ああん、ご主人さま、見てください、わたしの、お、め、こ」
奈美が、恥ずかしそうに顔を赤らめ横にして、自分の目の前、太腿と太腿の間の真ん中に、立っている裕二に言うのです。
「見て欲しい、見てやろうね、奈美の、いやらしい、お、め、こ」
下半身裸の裕二が、パイプの丸椅子に座ると、顔が、奈美の股の正面になります。まだ大陰唇で閉じた奈美の股です。恥丘に生える陰毛が、大陰唇の外側にも疎らに生えている21歳フリーターの奈美です。
「はぁああ、ああん」
奈美が淡い声を洩らしてきます。裕二が、大陰唇を挟むようにして、ぺたんと左右の手の平を置いたのです。置かれた手の平は、左右に動かされ、大陰唇の裾から花弁が開くようにひろげられてしまうのです。
「奈美、ピンク色、淡いピンクだ、濡れているんだねぇ」
「ああん、いやぁん、見ちゃ、恥ずかしい、ですぅ」
裕二が目を凝らして見入っているのを、目の前に見ている奈美が、うずうず、視線を感じて、疼かせます。ぺたんと置いた左右の手の平を、広げて閉じて、広げきる裕二です。ぺちゃ、ぺちゃ、ぺちゃ、ぺちゃ、広げられるたびに水の音がかもされます。奈美の陰唇内側が、開いては閉じてしまうときの音です。裕二は、横にひろげる手を上下に、左を降ろすときには右をあげます。交互に、上げ下げで、陰唇の内側を、こすってやるのです。敏感な奈美は、このことをされるだけで、もう、ねっとりの蜜を汲み出させてくるのです。いいえ、ねっとりの蜜を汲み出すようになるまで、擦ってやるのです。
「ひやぁああん、ご主人さまぁ、ひぃいいっ、ひやぁああっ」
性器を丸出しにした21歳の奈美が、性器の入り口を擦られ、刺激されるから、悶えの呻きにあわせて女体の反応を表してくるのです。

-24-
女子検診椅子と呼んでいる書斎の肘掛背凭れ椅子です。太腿から膝を持ち上げられて開いている股を、観察されている奈美です。陰唇を挟むようにぺたんと置かれた手の平が、左右にひろげられ、交互に上下へこすられているんです。
「ああん、はぁああっ、ああん、はぁああん」
「ふふふふ、奈美、べちゃべちゃになってきたよ、ふふふふ」
「ああん、ご主人さま、ああん、いやぁああん」
仰向いた奈美は、キャミソールとブラをつけたままの上半身ですが、腰からお尻は突きだしていて、股はぱっくりとひろげられた状態です。椅子に座った裕二は、奈美の股に顔を当て、唇を陰唇にかぶせて、舌を使うのです。
「ううん、奈美、おいしいねぇ、奈美の蜜だ、美味しいよ」
じゅるじゅるっと吸ってから、顔をあげた裕二が、濡れた唇を舌なめずりしながら、言ってやります。奈美は上半身を後ろへ45度の倒れです。裕二の顔が目の前です。裕二が指で濡れた股を弄ってきます。膣の中へは指を入れてもらえないまま、そとがわだけを弄られている奈美。
「さあ、奈美、唇をあけろ、なめさせてやるから」
「ああん、ご主人さま、いやぁあ、あああん」
膣口のまわりの濡れを指二本で拭き取った裕二です。その指を、奈美が少し開けた唇から、口のなかへと入れこむのです。
「さあ、なめろ、奈美の蜜だよ」
「ううっ、ああっ、ううっ」
ぶちゅぶちゅ、かすかな音が奈美の口から洩れだしてきます。裕二は、奈美がつけているキャミソールの裾をめくりあげ、ブラジャーもめくりあげ、胸から下をも露出させます。ぷっくらの乳房が露出します。臍からお腹が露出して、白い肌に恥丘の陰毛が浮き立ちます。白い肌とはいえないけれど、股の色は飴色で陰唇をひろげるとうちがわは淡いピンク色です。
「ああん、なか、なか、なかのほう、いれて、ください、ああっ」
膣口と、膣前庭とクリトリスの生え際を、指で弄られている奈美が、ううっ、ううっ、と感じながら、膣のなかを弄ってほしいと言い出したのです。裕二は、奈美のいうことを聞いてやり、要求を受け入れてやりますが、入れるのはちんぽではなくて、指、裕二の指、右手の中指と人差し指の二本です。親指はクリトリス弄りに使います。お尻の穴へは入れません。勃起させたちんぽを挿入するのは、それからです。
「あっ、あっ、うっ、ううっ、はぁああっ」
呻きの声を洩らしていく21歳フリーターの奈美。腕を肘掛に置いて開脚Mすがたの奈美を正面から、裕二は右手で股を弄り、左手で、左右の乳房、脇腹から腰へと、弄ってやります。女子検診椅子に仰向いた開脚M姿の奈美を、です。