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えろす玲奈

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えろす玲奈-9-
 49~54 2017.5.6~2017.5.11


 

-49-
床にうつむいて降ろされた玲奈、腕と足を拘束されていた丸棒がはずされ、仰向きに寝かされます。町田の指一本を膣に挿され弄られた玲奈でした。ぐったり、裸身のちからを抜いて、うっとり、意識朦朧、目を閉じ、観音様のお顔です。
「さあ、玲奈、この椅子に、座れ、さあ」
うっとりのまま目を開け、覗き込む町田の顔を見る玲奈。横に背凭れ椅子が置かれていて、この椅子に座れと言われているんです。全裸のまま、玲奈はゆっくりと立ち上がり、椅子に尻をついて座ります。村山がビデオカメラを手にしていて、玲奈の裸身を撮っています。山中は玲奈に縄をかけるべく、うずうず、待機です。町田は、玲奈から少し離れて、パイプの丸椅子に腰かけています。
「どうだ、好きになってきたんじゃないか、玲奈、おまえはドエム女子だから」
「いやですぅ、わたし、好きじゃ、ないです、好きちゃいます」
裸身の玲奈を、正面から眺めている町田が、その可愛さ、可憐な表情に胸キュンさせます。二十歳の芸術大学生、日本画を勉強しているという玲奈です。栄養士村山が調合する特製ジュースが食事で、裸身がすんなり、バストとヒップが強調されて、プリンプリンな感じ。身体トレーナー山中のマッサージで、柔らかく潤う肌に変化しはじめている玲奈の裸身です。
「さあ、哲夫、玲奈を、縛ってやれ」
玲奈の正面1.5m、丸椅子に座った町田が、女体緊縛を研究している山中哲夫にいいます。玲奈はうなだれ、なされるがままです。
「じゃあ、玲奈を、美しく、縛ってやりますよ」
哲夫は手にした紐の束をほどいて、玲奈を縛りはじめます。
「後ろで括る、玲奈、からだ前かがみにして、手は後ろだ」
「はぁああ、ああっ、ああん」
気持ちを動揺させる玲奈が、肩を揺すってしまって、手を後ろへまわします。山中が玲奈の手首を重ね、括ってしまいます。
「ああん、ううっ、ふううっ、あっ、あっ、ああっ」
手首を括られ、背中で引き上げられ、紐が裸身の前へまわされてきた玲奈。一重、二重とまわされ、乳房の上と下に巻かれていきます。巻かれ終わった残りの紐が肩からおろされ、乳房と乳房の間で横紐をくくって絞められます。腕と横腹の間にも紐が通され、乳房が絞りあげられます。
「あっ、はっ、あっ、ああっ、はぁああっ」
玲奈が、のぼせて、上気していく甘味な声を洩らしだします。町田は、正面から、玲奈の表情が喜悦に満ちていく表情に変わっていくことを、確認します。
「もう、感じだしてるんだな、玲奈、かわいい子だ、縛りがい、あるねぇ」
4K映像でカメラに収録されていく二十歳の芸大生玲奈。八畳洋間の調教部屋。狭いといえば狭い部屋ですが、アコーディオンカーテンを開くと、縦長八畳間三つ、24畳敷きの実演スタジオになる広さです。

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背凭れ椅子に座った玲奈は、上半身を後ろ手に括られ、紐で乳房が絞り上げられた格好です。全裸のからだが、男たちの目の前で、揺らめきます。八畳洋間の調教部屋、玲奈の正面に、パイプの丸椅子に座った町田晴樹は、ブリーフだけを穿いています。山中もカメラを持った村山も、身につけているのはブリーフだけです。なぜか男は全裸にならない。全裸になるのは玲奈と交わるときだけです。
「うっふふ、玲奈、かわいいな、目線はこっちだ」
上半身後ろ手縛りされ、乳房亀甲縛りされた二十歳の玲奈。背凭れ椅子に座って、うつむいている裸玲奈に町田が顔をあげろというのです。
「そうだろうな、恥ずかしいのかい、哲夫、顔をまえに向かせろ」
山中哲夫が背凭れ椅子の後ろにまわります。哲夫が、玲奈の頭と顎に手を置いて、上向かせてしまいます。
「ああん、いやぁああん、あっ、いやぁん」
「うっふふ、やっぱり、かわいいな、玲奈、泣いても、かわいいんだね」
町田は、玲奈に声をかけながら、哲夫に目線をむけて合図をします。哲夫は、玲奈の後ろにまわったまま、次の動作にはいります。
「ああっ、なにするん、ああ、ああっ」
後ろにいる哲夫が、玲奈の右膝をもちあげ、足のかかとを座部に載せ、四重にした紐を、玲奈のあげられた右膝に巻きだしたのです。巻かれて紐の残りが引き上げられ、背凭れの肩の横に括られたのです。
「ああん、いやぁああ、いやああん、ああっ」
右の膝があげられると、次には左膝に紐が巻かれ、引き上げられ、背凭れの肩の横に括られます。
「おおっ、おおっ、玲奈、いい格好だ、うっふふ、丸出しだな、男が喜ぶ丸出しだ」
「ああん、いやぁああん、こんなの、ああ、だめ、だめですぅ」
正面から、町田が目線をしっかり、自分のからだに当てられているのがわかって、玲奈が太腿を閉じようともがきます。玲奈が、顔を赤らめ、羞恥心に見舞われているのがわかります。
「恥ずかしいのか、玲奈、うっふふ、哲夫、玲奈を、きっちりと、縛りあげろ」
「ううっ、わぁああっ、ああ、ああっ、だめ、だめぇ」
町田は、まだ背凭れと膝のあいだが空いているから、きっちりと膝を脇腹の横にまで引き上げろとの指示です。二十歳の芸大へ通う可憐な女子が、開脚させられ、性器を丸見えにされてしまうというのです。そのうえ上半身は後ろ手に括られ乳房が絞りだされている格好です。

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大原の大きな屋敷の別館はスタジオと小劇場を兼ね備えたイベント館です。洋館の二階に作られているのは、四畳半の監禁部屋、八畳洋間の調教部屋、16畳の広さ鑑賞部屋です。広瀬玲奈は芸大で日本画を専攻する二十歳の学生。その玲奈が、アラフォー芸能プロ社長の町田晴樹に連れてこられたのがこのイベント館でした。
「ああん、いやぁああん、あああん」
調教部屋の真ん中に置かれた背凭れ椅子に、全裸の玲奈が開脚、Mの格好で置かれているのです。男が三人、羞恥する玲奈の前で、男の欲望を満たしているところです。
「いい格好だ、じっくり、たっぷり、見てあげようね、玲奈」
後ろ手に乳房は亀甲にして括られている可憐な画学生、二十歳の玲奈です。見られ、弄られ、輪姦されて、監禁部屋の檻に戻されます。
「うっふふっ、いいおっぱいだ、玲奈、うっふふ、おっぱい、うんうん」
「ああん、いやぁああ、ああん、あっ、ああっ」
「ちくび、うっふふっ、かわいいな、つまんで、揉んであげようね」
「あっ、あっ、ああん」
開脚M姿の玲奈です。その玲奈に手が届く近さで、パイプの丸椅子に座る町田が、乳房の弾力を確かめ、乳首を指に挟んで揉みだしたのです。じんじんじんと乳首を刺激される感覚が、玲奈の裸身に注入されるんです。玲奈が、ため息のような呻きの声を洩らしていきます。
「うっふふっ、いいねぇ、玲奈、うっふふっ」
「ああん、こそばい、こそばい、ああん、ああん」
きっちり、全裸で開脚Mにされてた玲奈の、脇腹に指を這わす町田晴樹。玲奈の表情が、擽られる感覚と恥ずかしさとにまみれて、放心していきます。頬が赤らんできている玲奈。まだ股間は触られることなく、放置されたまま、ほかの部位をなぶられていくのです。性感帯。乳首、顔の唇から耳元、耳たぶ、耳の中、唇を開けられて指を咥内に入れられて滑りを出させられます。
「うっふふっ、玲奈、白い肌が、ピンクに、かわってきだぞ、うっふふっ」
町田の左右の手が、玲奈の太腿に当てられます。Mの格好。膝に近い内側から撫ぜるように降ろされます。そうして太腿のつけ根の処まで、手の平が降ろされます。そこは縦割れの陰唇そとがわです。
「はぁあ、ああん、いやぁああ、ああん、ああっ」
パイプの丸椅子から床に座り込んだ町田、目線を玲奈の股間の高さにします。
「みてあげようね、玲奈、ここ」
「いやぁああ、ああん、そんなことぉ」
「見て欲しいんだろ、玲奈、うっふふん、見てあげようね」
ひろげられた玲奈の太腿の内側。二十歳の芸大生広瀬玲奈の股間です。ぺたんと置かれた手の平の人差し指と人差し指の間に、縦割れ陰唇が挟まれています。

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背凭れ椅子に置かれた全裸の玲奈は、太腿ひろげてMの格好です。上半身はといえば、後ろ手縛りで乳房が絞りあげられています。ひろげられた玲奈の太腿の内側から股間へ、町田の手の平が当てられ、人差し指と人差し指の間に、縦割れ陰唇が挟まれているのです。
「うっふふ、玲奈、ひらいてあげようかな、ここんところ」
床にあぐら座りになった町田の目の前に、玲奈のひろげた股間です。まだ閉じた縦線の陰唇を、ひらいてやろうというのです。
「はぁあああっ、いやぁああっ、あああん」
背凭れの肩横に膝を引き上げられ、括られている玲奈には、町田の手を退けることができないのです。町田の手の平が左右にひろげられ、陰唇を絞りあげるように外側のつけ根のところが、押し込まれます。
「うっふふっ、いいねぇ、玲奈、ピンクだね、きれいだねぇ」
「ああん、いやぁああ、ああん、いや、いや、いやっ」
町田の手の平が左右にひろげられ、すぼめられ、ひろげられてすぼめられます。すぼめられた手の平を、上下にスライドさせる町田です。右の手の平が上になるとき、左の手の平は下にむけて動かされるのです。
「うっふふ、玲奈、気持ちいいだろ、うっふふ、陰唇の、うちがわを、こすってあげる」
「ああん、いや、いやいやぁああん、いや、いや」
玲奈が自由にならない横腹をくねらせます。肩を揺すります。顔が上向き、歯をかみしめる玲奈。じんじん、じわじわ、ただただ股間の膣の口だけが、こすられているのです。
「お乳を、揉んで、あげようね」
背凭れ椅子の後ろから山中が、玲奈の乳房へ手をまわします。山中の手の平が乳房にかぶさり、指の間に乳首が挟まれます。
「ああん、ああん、ひやぁああん」
股間、膣まわりを刺激されながら、乳首を揉まれていく玲奈。山中は、指に挟んだ左右の乳首を、ひっぱりあげてしまうのです。そうして指間から乳首を離し、こんどは左右の乳首を下から、親指と中指に挟んで揉むんです。
「うっ、ふふっ、玲奈、おっぱいとおめこ、同時だよ、感じろよ」
町田が玲奈の股間に刺激をあたえながら、いやらしそうに言うのです。
「うっふふ、玲奈、濡れぐあいを、みてあげようかね、ふふふふん」
町田が、左の手指で玲奈の股間、陰唇を、ひろげ、膣口を、ひらきます。右手の指を、膣のなかへといれるのです。指一本、このときは中指です。中指をゆるく立て、ほかの指四本はゆるく丸めます。中指だけを、膣のなかにねじ込んでしまう町田です。
「ひぃいいっ、あっああん、ひぃいいいっ、あっあっああん」
背凭れ椅子に開脚Mで座らされ、後ろ手縛りで乳房は亀甲縛りにされている二十歳の玲奈です。

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右手の中指が玲奈の膣のなかへ挿入されています。町田の手の平は、玲奈の恥丘にあてがわれ、中指が膣に挿入され、膣内が指の腹でこすられるのです。
「ああっ、いやぁ、ああっ、あああん」
背凭れ椅子に座らされ、膝をひろげて引くあげられている玲奈です。裸の上半身は後ろ手縛りです。乳房を絞りあげられているんです。身動き取れない格好で、膣のなかに指を入れられ、襞を擦られているんです。じん、じん、ぬる、ぬる、からだの奥が萌えている二十歳の玲奈です。
「ほうら、玲奈、濡れだしてきたな、気持ちいいかい」
「ううっ、あ、あ、ああっ、きもちいい、いいっ」
目を閉じ、顔を横にして、わずかに開いた唇が潤い濡れてきている玲奈。指を一本、膣に入れられ、まさぐられ、快感を注入されていきます。
「うっふふ、女は、歓ぶ、男も、喜ぶ、うっふふ、いいな、玲奈」
「ああっ、ううっ、ああ、うう、ぐぅううっ」
玲奈の表情が軋みます。ぐちゅぐちゅ、膣のなか、弄られて、じんじんと攻めあげられてくる快感に、裸身を反応させるのです。
「ふふふふ、Gスポット、どこだ、ううん、玲奈、どこだろう」
玲奈の膣に中指を挿入している町田が、膣襞をかきわけGスポットを探します。玲奈の反応を確かめながら、町田が、じわりじわりと玲奈をイカセていくのです。
「ああっ、ああ、ああっ」
玲奈が激しく声をふるえさせます。裸の太腿、筋肉が張ってきて硬くなってきて、乳房が張っていて、乳輪が盛りあがり、乳首が勃起しています。
「ああ、ああ、ああ、ああっ、ああああっ」
町田が、膣奥の腹裏のところを探っていると、いよいよGスポットがあらわれて、いっそう玲奈が卑猥な声を洩らしてきます。町田は、しめたとばかりに、中指の腹で、濡れているのに渇いた感触、Gスポットを撫ぜます。
「ああっ、ひぃいいっ、いやぁああん」
玲奈の膣のなかが、激しく濡れだします。とろとろ蜜があふれ出します。膣のなかが膨れます。そうして窄んできて愛液がしたたるのです。
「うっふふ、玲奈、イカセてやろうか、ううん、どうだ、玲奈」
町田の経験テクニックでは、そこを責め立てていくと、数秒で玲奈がアクメに至ってしまうことがわかるのです。どうしたものか、玲奈の体力温存のため、ここはアクメの一歩手前で、浮遊させておくのが、よさそうだとの判断です。
「はぁあ、ああ、ああ、ああ・・・・」
アクメの頂上寸前で、膣から指を抜かれて、動作が静止されます。男たちが見ている前で放置される玲奈。興奮が少しずつ覚めてくる玲奈。開脚M姿のまま、指責めが終えられたのです。このあとは、町田から、村山、山中と順番に、セックスされていく二十歳の芸術大学生、広瀬玲奈なのです。

-54-
<セックスされる玲奈>
指責めでイカサレてしまった玲奈は、縄を解かれ、椅子から降ろしてもらえて、パイプ製の検診台にのせられ、休息です。調教部屋です。洋服を着せられる玲奈。二十歳の青春だといわれて、可愛いスカートとブラウス、インナーはブラジャーにショーツ、ガーターベルトで留めるストッキング。白っぽい、春らしい、清楚なイメージを演出される芸大生の玲奈。
「ああん、括るんですかぁ、ああん」
パイプ製の検診台は、あの産婦人科で使われる器具をアレンジしたもので、特注品です。そこに座るというより仰向いて寝かされている玲奈です。山中が、玲奈の足首を、パイプの足部につけられたベルトで、括りつけるのです。
「そうだ。玲奈、服を着たままだ、いいだろ」
括られ、固定されてしまって、着ているものを脱がされるなんて思いもつかない玲奈です。インナーもトップも身につけた女子ですから、恥ずかしくはありません。
「ああん、でも、こんなの、動かれへんよぉ」
「動かなくったっていいんだ、さあ、手も括っちゃう」
パイプのアームにおいた手首がベルトで括られてしまう玲奈。足首と手首を括られた玲奈。足の膝、腕の肘にもベルトが巻かれて、もう自由に動かすことができません。洋服を着たまま、玲奈が仰向いて寝る格好のベッドが、検診台の椅子になっていきます。町田はこの椅子のことを羞恥台と名付けていて、ほんとうに若い女子がのせられ、羞恥にあえぐ装置なのです。
「いいかね、玲奈、たっぷり、男に、ご奉仕するんだよ、いいね」
男が三人、アラフォーで社長の町田晴樹、栄養士の村山徹、整体師の山中哲夫。玲奈は、男たちから順番にレイプされていくんです。三人を相手にたっぷり二時間半、もちろん、その光景は、写真に撮られ、映像に撮られ、写真集やDVDに仕上げられるのです。
「可愛いねぇ、玲奈、どうだ、モニターを見てごらん」
羞恥台の斜め前の壁際に、60インチの大きなモニターが置かれていて、玲奈の正面上から撮られている映像が映しだされているのです。
「ああん、こんな格好なの、まあ、可愛いかぁ、いいですぅ」
まだ大の字でもなく、膝が広げられているのでもなく、腕がひろがっているのでもない格好で、まるでお人形さんのような二十歳の玲奈です。
「いいな、動かすから、いいな」
電動で動く仕組みで操縦は山中が担当します。村山はカメラマンです。町田は監督、玲奈の変化を見て、指示を出すのです。羞恥台がせりあがります。床から座っているところまでの高さは90㎝です。腕はVの形、手首が顔の横、少し前にきます。足は、膝が広げられ、膝間60㎝です。最大には180°にひろがる足アームです。身体は上半身と足部が臀部を軸にして90°に折れている体位。床に足が垂直になれば上半身は水平になる角度です。膝が持ち上がり、太腿がひろがり、ふくらはぎから足首は膝からまっすぐ下へです。
「服を、脱がして、やらなくっちゃ、なぁ」
町田が、うわごとのように、ぶつぶつ、洋服を脱がせと、山中へ暗に指示をだします。山中は、待ってましたとばかりに、玲奈が着ているフリルいっぱい白ブラウスのボタンを、外しにかかります。